【韓国のリアル】若者が政治に800万円をかける!? 日本との“熱量の差”に驚いた件
- YUHEI SATO 佐藤裕平
- 5月7日
- 読了時間: 4分
更新日:6月8日

目次
1. 韓国の若者が政治に800万円!? 驚きの熱量とは
韓国に住んでいて感じるのは、若者たちの「政治を自分ごと」として捉える熱量です。今回紹介する「ユンアゲイン」という運動では、学生たちが原宿のような若者の街で堂々とデモを行い、そのためにかかった費用はなんと800万円近く。しかもその資金を、自分たちで集めて実行に移しているというから驚きです。
僕自身、日本、韓国、中国に関わる仕事や生活をしてきましたが、ここまで若者が政治に真剣な姿勢を見せている国は少ないように思います。彼らの行動力に、日本との“熱量の差”を痛感しました。
→動画はこちら https://youtu.be/Mh9sQJVuIns
2. 「ユンアゲイン」ムーブメントとは?
「ユンアゲイン」は前大統領ユン氏の再選を望む若者たちによるムーブメント。カフェやストリート、大学の周辺で行われる集会や演説には、シンプルで覚えやすいスローガンが掲げられ、SNSでも広がりを見せています。特に印象的だったのは、参加者の多くが自ら主催者として企画・運営をしているということ。韓国の若者が「社会を変える当事者」であると強く感じました。
3. 日本とのギャップに感じた違和感と可能性
一方で、日本では「どうせ変わらない」「誰がやっても一緒」という諦めムードが根強く、若者の投票率も低迷しています。韓国では若者が一票に真剣なのに対して、日本では「政治は他人事」と捉えられている印象です。僕は、こういった違いに「何かできることはないか」と思わずにいられませんでした。違和感は、変化への入り口です。
4. デモのために自腹で資金集め?行動する若者たち
800万円もの費用を若者たちが自腹で集めて実行する。これは、正直日本ではなかなか見られない行動力です。ただ単に「不満を言う」のではなく、仲間を集め、アイデアを形にし、社会へ訴える。僕が韓国で出会った若者たちは、本当に真剣に未来と向き合っていました。まさに、政治が“生活に直結している”と実感しているんだなと感じました。
5. 政治への無関心と“諦めムード”が生む落差
僕が日本に戻るたびに感じるのが、「どうせ変わらない」という空気感。もちろん、日本のシステムや歴史的背景もあるとは思いますが、無関心が蔓延すると、結局は自分たちの首を絞めることになります。韓国の若者たちのように、自分の意見を表明し、行動することの大切さを改めて感じました。
6. メディアと現地のギャップ、本当の韓国の姿とは
日本でニュースを見ていると、「韓国=危ない国」と思われがちですが、実際に住んでみると印象はまったく違います。デモがある地域もあれば、普通にカフェでのんびりしている人たちもいる。情報が偏ることで生まれる誤解って、すごくもったいないと感じます。現地に住んでいる僕だからこそ伝えられる「リアル」があると思っています。
7. 韓国在住の日本人として感じるリアル
韓国には、日本人の観光客や在住者も多く、僕らも街中で日本語を耳にすることが増えました。デモや集会の近くにいても「危険だ」と感じたことはほとんどありません。逆に、活気があって、エネルギーに溢れた若者たちに刺激を受ける毎日です。韓国のリアルを肌で感じながら、僕も日々学び直しの連続です。
8. 若者、バカ者、よそ者が社会を変える原動力に
昔から「社会を変えるのは、若者・バカ者・よそ者」と言われています。まさに今回の韓国の若者たちは、未来を変える原動力そのものだと感じました。政治への関心は、決して難しいことではなく、自分たちの暮らしをどうよくするか、という視点で考えるだけでも十分です。日本でも、そんなムーブメントが少しずつでも広がることを願っています。
最後に
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それではまた次回のブログでお会いしましょう!
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